頒布価格とやりたい事の狭間

装丁や製本方法まで

細かな仕様を

自分で決められるのは

同人誌の醍醐味の

一つでもあります。

 

中でも特殊加工は

選べる種類が豊富で

価格も随分と手頃になりました。

アンソロともなれば豪華にしたい!

と思うものです。

 

だってこのアンソロ1冊の為に

執筆して下さる方が20名も

いらっしゃるんです。

そりゃあ豪華にしたい!!

 

箔押しやホログラムPP、

蓄光やサーマルインク、

カッティング加工......

印刷の見本や用紙を

眺めているだけでも

ワクワクするしアレもコレもと

やりたくなります。

 

とはいえ用紙の差し替えや

箔押しを追加するだけで

1部辺りの単価が跳ね上がるので、

豪華にしたい気持ちと

100円でも200円でも安く

頒布したいという気持ちの

狭間で悶々とする日々。

 

お世話になってる印刷会社様への

感謝の気持ちも含めての

アンソロ企画なので、

なるべくなら色々お願いしたい

気持ちはあります。

でも手に取りやすい価格の方が

嬉しいじゃないですか。

書店委託すると委託率で

本体価格が更に高くなるので尚更。

 

 

うーーーーーん

悩みますね......

 

 

仕様も頒布価格も

全て決まってから

イベント前に公開するのが

クールでスマートだけど

このblogは主催の屋根裏部屋

みたいなものなので

うだうだと主催が悩んだり

四苦八苦する姿をそのまま

垂れ流すこととします。

今更だけれども。

 

とは言っても部数や費用の詳細を

公に話すことは無粋ですし

憚るべきと自覚しています。

 

今更カッコ付けても仕方ないと

開き直って悩み事を

垂れ流してるとはいえ

カッコ悪いなりにも

守るべき矜持ってもんが

あるんですなぁ。

 

 

何はともあれ

アンソロらしさを大切にした

表紙にできるように頑張ります。